SEM Rush とは
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SEM Rush とは
SEOに必要なツール(データ)がほぼ全て揃ったワンストップの総合型SEOツールです。
SEM Rush 公式サイト
世界中で使われているツールで400万人以上のSEO担当者が使っています。
SEM Rush の評価
2018年には SEMY Award Winners 2018 | SEMY AWARDS
の “Best seo tool”をはじめとして6つの賞を獲得。
また、2019年3月には 40億の資金調達を実施しており、
サービスとして大きな成長が期待されています。
SEM Rush の主要機能
初期設定しておいた方が良い、
・ Position Tracking の設定手順
・ Site Audit
・ Organic Traffic Insights
については、初期設定の手順をまとめましたので
参考にしてください。
・初期設定 – SEM Rush の使い方 | SEO Rush
機能①:キーワードツール
正式名称は「Keyword Magic Tool」。
指定したキーワードと関連語の
・検索ボリューム
・上位表示の難易度
・CPC単価
等を調査するためのキーワード分析ツールです。
SEM Rush – 「Keyword Magic Tool」の使い方

一般的なKW収集の場合、
GSCの流入KW、関連語抽出ツールなど複数のツールを使いますが
「Keyword Magic Tool」を使えば数秒で作業が完了します。
機能②:トラフィック分析
指定したドメインのWebトラフィックを分析できる機能が
「トラフィック分析」です。
KW「GRC」上位サイトの分析結果は以下のとおり。

SimilarWeb(シミラーウェブ)などのツールと同様に
推定値ではありますが、流入チャネルの状況を分析できる機能は貴重です。
詳細分析には「トラフィック分析パッケージ」の購入($200)が必要ですが
基本機能で知ることが出来る概算のトラフィックだけでも参考になります。
機能④:オーガニック検索分析
対象サイトの自然検索の流入状況(画像①)、
上位表示している主要キーワード(画像②)などを調査できます。


概算の想定流入を知ることでサイトの規模感を把握でき、
主要なキーワードを眺めるだけでも
ドメインのテーマを推し量ることができます。
一般的な市場調査(KW収集 ~ 順位取得 ~ 市場分析)では
精緻なデータを取得するため、2~3日の工数が掛かりますが
「オーガニック検索機能」を使えば大まかなドメイン調査が数分で完了します。
サブ機能の「競合他社」分析では、
調査ドメインと類似の流入傾向を持つドメインを教えてくれるため
気づいていなかったSEOの競合ドメインを知ることもできます。
「ページ」機能では、
SEOでトラフィックを稼いでいるLPを教えてくれます。
検索上位のページを分析して、自社のSEOに役立てましょう。
機能⑤:Position Tracking(順位計測)
登録したキーワードの順位を毎日自動で取得してくれます。
しかも、指定できるドメインは自社を合わせて 5サイト。
自社の順位も気になりますが、競合サイトの順位も監視することで
市場の変化に気づきやすくなります。
登録するキーワードには”タグ”を複数設定できるため、
施策フラグやKWのカテゴリを追加設定することで、
振り返りやレポートの精度が向上します。

機能⑥:サイト内監査( Technical )
技術的なサイト内部の
・SEO要因 87項目の調査
・各調査結果の改善点
をレポートしてくれます。
細かい内部施策には手作業の調査も必要ですが、
基本的な内部の課題はこの機能で概ね解決します。

機能⑦:レポーティング
上司やチームメンバー向けのレポートフォーマットが用意されていますので
レポート作成時間を大きく削減できます。

Q&A
使ってみたいけど 英語のUIは使いづらい…
実は2019年から日本語化が少しずつ進んでいます。
日本語でない部分もまだ残っていますが、そのうち解消されるかと。
お高いのでは?
使える機能を主要なSEOツールと比較しても割安ですし、
各データを手動で集める労力(工数)を考えるとお釣りがくるかと。
