①-①KW選定
Contents
目的
狙いたいキーワードを出発点として
・ 自社サイトと親和性が高い
・ 検索ニーズに答えることが出来る
キーワードを探す工程です。
SEOは「キーワードマーケティング」。
とも言われるほどSEOの中で重要なフェーズですが
施策のPDCAを回す中で経験値やノウハウが蓄積されていくので
入門段階はあまり深く考えずにデータを収集してください。
①-①-①KW収集
注意点:集めるデータは多いほどいいのですが、
関係ないKWを集めると後工程のデータ処理が大変になります。
主なデータソース
・ Keyword Magic Tool

SEM Rush の「Keyword Magic Tool」を使うと
主要な関連KWを一括で取得できます。
複数のデータソースからKWを集めるよりもおすすめです。
・ ヒアリング/カスタマーログ
・ GA/GSC
・ahrefs
①競合サイトの流入KW
ドメインを指定することで、
上位表示しているキーワードを調査することができます。
かなり大きなキーワードデータベースを持っているため、
簡易的な調査であれば ahrefs のデータだけでも事足りるかもしれません。
②個別キーワードの調査
特定のキーワードを指定することで、
競合性や関連語を含めた検索ボリューム等を取得できます。

・ リスティングの出稿KW
・ Google Adwords キーワードプランナー
Google 広告(旧 Google Adwords)のキーワードプランニングツールです。
リスティング出稿用のツールですが、検索ボリュームの数値が取得できます。
※広告が出稿されている(使われている)アカウントでないと
正確の数値が取れないため、検索ボリュームの数値を取得したいだけの場合は
「SEM Rush」 や 「Key Word tool」等の利用をお勧めします。

・ ブレスト
・ コンテンツの形態素 解析
・ 雑誌/業界レポート
「Keyword Magic Tool」の使い方 →
①-①-②KWの拡張
収集したKWの中から
重要な(検索ボリュームの多い)KWを深掘りします。
目安として 検索ボリュー1万以上のKWを
・サジェスト(関連KW)取得 ※SJSの画像
・掛け合わせ ※エリア名やサブキーワードがある場合
・複合KWの場合 分解
します。

①-①-③KWの整理
主要なKWを収集したら
・検索ボリュームの取得
・検索ボリュームが少ないKWの除外
・重複KWの削除
等のデータクリーニング作業を行い、
各KWのカテゴリを分類します。
※「データ処理」の時にKWのカテゴリを分類する場合もあります。

各KWを目視しながら検索意図の理解を深めることで
以降の市場分析、施策立案、コンテンツ制作の精度が向上します。
「GRC」のキーワードでは、
1. GRC の基礎的な情報を求めている(知識)
2. GRC の使い方を探している(知識)
3. 有料ライセンスの購入を検討している(取引)
4. 自身の環境で利用できるか調べている(知識)
の検索意図が見受けられます。